鉄人28ミリ
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鉄人、やよいの青色申告でのe-Tax確定申告を解説してみる・書類データの作成&送信編



7028aae0.JPG事前の準備編、
必要なソフト編
で、準備の流れを書いてきましたが、
とうとうメイン作業、書類の作成&送信です。

自宅での確定申告終了まで、
ここまでくればもう一息、のはず。
まず整理しておきたいのが、提出する書類です。
これは、「紙での申告と同じ」と考えればok。
税務署で手に入る「所得税の確定申告の手引き」や、
昨年度に提出した書類の控えなどを参照して、
書き出しておくとgood。

<提出書類の確認>
ちなみに私(フリーライター・青色申告)の場合
●確定申告書Bの第1表・第2表
●所得税青色申告決算書
●貸借対照表
→上記の4つは「やよいの青色申告」で作成可能。
 
●所得の内訳書
(株取引があり、特定口座で取引の場合は)、
●株式等に係る譲渡所得等の金額の計算明細書
●特定口座年間取引報告書
→上記3つは「e-Taxソフト」で作成可能。紙で出す代わりに「e-Taxソフト」で作る、というわけ。

●平成19年分医療費の明細書
●社会保険料等に係る控除証明書等の記載事項
→この2つは、紙での申告の場合、控除証明書や領収証を添付する
(確定申告書Bの第2表の裏に貼る)のだが、e-Taxの場合、その代わりに
上記の2書類を作って申告する。
控除証明書や領収証を見ながら、e-Taxソフトにちまちま入力するのです。
その方法は以下にて。

●平成19年分申告書等送信票(兼送付書)
→これはe-Taxのみで必要になる添付書類。
 送付した書類の一覧表です。

と、10種類の書類をデータ化して送付しました。
株取引がなければ、
●株式等に係る譲渡所得等の金額の計算明細書
●特定口座年間取引報告書
は要らないので、
フリーランスだと8種類の書類を送る、
という人が多いかと思います。

申告書類が整理できたら、
作成&送信の準備へ。

<データ作成方法>
●確定申告書Bの第1表・第2表
●所得税青色申告決算書
●貸借対照表
「やよいの青色申告」で入力
↓
e-taxデータの書き出し
(「決算・申告」メニュー→「e-taxデータの書き出し」:画面の指示に従って入力→データ書き出し)
↓
任意の場所に保存

※やよいの青色申告がない場合やe-Tax未対応ソフトの場合、
確定申告書作成コーナーで作成→データ書き出し(保存)
↓
「e-Taxソフト」に取り込みます。説明は下記にて。

●所得の内訳書
●平成19年分医療費の明細書
●社会保険料等に係る控除証明書等の記載事項
●平成19年分申告書等送信票(兼送付書)
「e-Taxソフト」を起動する。
e-Taxソフト01
okをクリックして、アップデートを確認。
↓
e-Taxソフト02
okをクリック。
↓
e-Taxソフト03
初回起動の場合、「追加インストール」をクリック。2回目以降であればokをクリック。
↓
e-Taxソフト04
「プログラム」と「共通帳簿」はソフトインストール時に自動で入っているので、「申告」→「所得税」→「平成19年分」にチェックを入れて、「インストール」をクリック。
↓
e-Taxソフト05
利用者ファイルを作成する画面になるので、事前準備(●「電子申告・納税等開始(変更等)届出書」の提出)で取得した、16桁の利用者識別番号と、自分の名前を入力。これで利用者ファイルが作成される。適当な場所に保存。
↓
e-Taxソフト06-1
ソフトの基本画面が登場。この後の作業手順は、右上にある「基本的な流れ」で参照できる。
↓
e-Taxソフト16
この流れのうち、「利用者ファイルの作成」までは済み。「暗証番号の変更」〜「ログアウト」までは、「e-Taxソフト」の操作ヘルプに従って進めてください。次の「申告・申請等の作成と帳票の選択」から以下で説明します。
↓
e-Taxソフト06-2
まず、「やよいの青色申告」で作成した4つの書類(ファイルは1つ)の取り込みを行います。左メニューボタンの「作成」をクリック。「申告・申請等」をクリック。
↓
e-Taxソフト06-3
ファイル指定画面が出てくã
‚‹ã®ã§ã€e-Tax用に書き出したファイルを選択。デフォルトだと、「マイドキュメント」→「Yayoi」→「Exchange」のなかに入っているはず。拡張子は「.xtx」。「申告・申請等名」の欄は任意の名称でok。
↓
続いて、「やよいの青色申告」で作成できない書類を作成します。再び、左のメニューボタンから「作成」→「申告・申請等」をクリック。真ん中下の「新規作成」をクリックすると、以下の画面が出ます。
e-Taxソフト08
「申告」にチェックを入れ、「税目」は「所得税」、「年分」は「平成19年分」を選択したら、「次へ」をクリック。
↓
e-Taxソフト17
「選択」をクリック。
↓
e-Taxソフト09
「所得税申告」→「確定申告書B」→「青色申告者」をクリックします。「第一表・第二表」を選択。株取引がある場合は、分離課税なので、「第一表・第二表・第三表(分離課税用)」をクリック。
↓
e-Taxソフト12
ずらっと書類の名前が出てくるので、申告に必要な書類にチェックを入れる。
●所得の内訳書
●平成19年分医療費の明細書
●社会保険料等に係る控除証明書等の記載事項
(株取引がある場合は以下も)
●株式等に係る譲渡所得等の金額の計算明細書
●特定口座年間取引報告書
●平成19年分申告書等送信票(兼送付書)
※一番下の送信票だけは、選択しなくても自動で追加されるので、チェックし忘れても大丈夫。
全部チェックしたら「OK」をクリック。
↓
e-Taxソフト18
選択した書類が入っているのを確認したら、「次へ」をクリック。
↓
e-Taxソフト19
任意の名前を付けて「OK」をクリック。
↓
e-taxソフト20

提出先の税務署や氏名などを入力。
↓
e-Taxソフト21
各書類に金額等を入力します。書類の名前を選択して、右下の「帳票編集」をクリックすると、各書類に直接入力できる画面になるので、入力したら「作成完了」をクリック。これを繰り返す。
↓
e-Taxソフト15
各書類の状態が「作成完了」になればOK。ここまでくれば、ほとんど終了。
↓
あとは、左メニューから「電子署名」をクリック。
ここの手順は、あまり難しくないので、画面の指示に従えばOK。不明点は「基本的な流れ」ボタンをクリック。
↓
データに記入もれ等がなければ、つつがなく電子署名が完了します。完了したら、「送信」で送信します。

私がやったのは、ここまで。
その後に進展があったら、後日のblogにアップします。

ã
„やー長かった。

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