ほおずき売りの鉄人
原付に乗ってると、
風が気持ちよくて
ついつい足を伸ばして浅草まで。
懐かしのほおずき市を見てくる。
左が鉢植え。2500円。右が枝タイプ。1000円くらい。
鉢を高く掲げて、威勢良い声が響く。
毎年の光景。
仲見世通りの、人混みを横目に裏道をすいっと歩く。
浅草寺をぐるっと取り囲むように、
400軒あまりのほおずき売りの出店が出ている。
そのうちの10数軒のみ、
仲見世通りの終点・宝蔵門の手前に出店を構えている。
まさに目抜き通り沿い。人通りも一番多い場所だ。
何年か前、ここでほおずきを売っていた。思い出深い場所である。
狭い通りを、ほおずきを売り込む声を掻き分けて進むと、
その場所には、自分が売り子をしていたときと同じ声がした。
「あー!あっちゃん婆だぁ、元気?」
「おおー、つね。好きなほおずきもってけ。」
「化粧してるから、あっちゃんだってわかんなかったわー。」
「うるせー、ほら包み方知ってんだから、自分で包め。」
懐かしい人が元気だとうれしい。
ちなみに、ほおずきを売る店はたくさんあれど
こちらのお札がついてくるのはこのお店だけのオリジナル。
(昔から変わってないぞ(笑))
浅草のほおずき市は10日まで。
あっちゃん婆には、「4番」(全部のお店の軒先に番号がついている)のお店で会える。
「ダミ声の鉄人」の巻で顔を見ておくとGOOD。
髪にお札が刺さってるのが目印。
鉄人も、また明日売り子してきます。
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