鉄人28ミリ
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宇宙食の鉄人



6b7a3a39.jpgJAXAシンポジウム2007「探る宇宙 食べる宇宙」で、
「宇宙日本食」としてJAXAから認証された食品が試食できる!
と聞いて、赤羽橋まで飛んで行ってきました。

ビバ!宇宙食!
試食会に先立ち、
楠田枝里子さんの司会によるトークセッションがありました。
78年生まれの私が幼きころに抱いてた宇宙食のイメージといえば、
宇宙食イメージ1宇宙食イメージ2

そうそう、これこれ。
チューブに入ってる練り物状だったり、フリーズドライ風だったり。
でも、それももう30年以上前のこと。

↓今はこんな感じ。
宇宙食イメージ3

缶詰とか、レトルトもokなんですね。
生鮮品は、冷蔵庫が船内にはないので、
打ち上げてからすぐ食べちゃうそうです。
冷蔵庫を置くスペースがあるなら、実験機材を置くわ!ということらしい。
などなど、
月の起源に関するお話と、宇宙食の現在についての話を聴講。

で、約2時間のトークセッションが終了し、
試食会の時間が近づくにつれ、
試食ブースからカレーの香りが!
高まる期待!
しかしここで
「インスタントラーメン」と
「カレー」については抽選で当たった人のみ食べられます
とのアナウンスが!
場内にどよめきが走る。

そして、会場の前の席の人から、
順に試食ブースへと案内されました。
さあ、試食行脚のスタートです。

まずいただいたのが、理研のわかめスープ。
理研わかめスープ

通常のものよりも、具材を細かくし、
ストロー状の飲み口につまらないように配慮されています。
たしかに、わかめが細かかったです。

続いてアヲハタの白がゆ。
これは市販のものと同じ。
アヲハタ白がゆ

お次はマルハの
イワシのトマト煮(左)とサバの味噌煮。
無重力のなかにいると味覚が鈍るので(理由は不明)、
市販のものより濃い味付けになってます。
さらに魚臭さを抑えているとのこと。
トマト煮かなりうまい! 青魚の脂に酸味がマッチ。
クラッカーが欲しくなりました。
イワシとサバ

続いて山菜おこわ(左)と赤飯。
これは市販品と同様。
非常食としても使われてる、アルファ米です。
赤飯はお土産にもいただきました。
嫁への手土産に。
赤飯とおこわ

一口羊羹でインターバル。
羊羹で一休み

こちらが、一番食べてみたかった宇宙食仕様のインスタントラーメン。
麺は、無重力状態のなかで飛び散らないよう、ひとくちサイズの塊状に。
また、スープも飛び散らないようにあんかけ状になってます。
調理時間は5分とやや長め。スペースシャトル内のお湯は70〜80度なので、
その温度でも湯戻りする麺を開発したそうです。

醤油ラーメンをテイスティング。
塊麺は食べやすくて素でおいしい。
あんかけスープとの相性が抜群。
あと、ネギのシャキシャキ度が強い感じがしました。
ごちそうさまでした。
ラーメン1ラーメン2ラーメン3ラーメン4ラーメン5

最後は宇宙カレー。ハウスのレトルトカレー。
ウコン&カルシウムで宇宙

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