「表現者」とは何かと考える鉄人
アートディレクターの野田凪さんが、
昨年の交通事故による合併症のため、
9/7にお亡くなりになったとのこと。
享年35歳。若すぎだよ…。
広告批評休刊レベルの衝撃。
広告批評を購読しているときに見たのでは、NIKEのが一番印象に残っていました。
mixiにご本人も登録されてて、事故で入院されていたときのことを書いていたのは見たことあったので、なんだか切なくなりました。
訃報を知らせるTOKYO MANGOの記事には、
死の瞬間、マーク・ライデンのドレスにシャネルのブーツ、ヴィクター&ロルフの黒いレースのつけまつげでドレスアップしていた彼女は、自分自身の死期に気づいていたに違いない。
とありました。
自らの最期に、
完璧なスタイリングと、
完璧なメイクで臨んだ、野田さん。
どんな言葉よりも、
その人生を、明瞭に、軽やかに表現していると思われた。
どんな肩書きも、その人物を的確に説明しきれない
希代の「表現者」の訃報に、心から哀悼の意を表します。
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