鉄人28ミリ
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読書道の鉄人



15a1843d.jpg今年もやります。
「温泉でクラブイベントしてみたい」

9/16-17の土日、場所は伊東のサンハトヤであります。
3段逆スライド方式!でおなじみ、大漁苑のお隣だ!

クラバーのための、
清く正しい、慰安旅行。
踊って温泉に入りましょう、という企画です。


で、本題。

最近は白洲正子の本にはまっていまして、
行く先々の古本屋では、見つけた途端に買ってしまう。
おかげで、ダブっている本が2冊もある。
最近は買う前に、嫁さんへ電話して本棚を確認してもらうようにしている。

しかし、その甲斐あって、
文庫で出ている本はほぼ網羅したので、せっせと読み進め中なのである。
目を通している最中の『遊鬼〜わが師 わが友』には、
青山二郎や小林秀雄との、骨董を媒介に始まった交流が描かれている。

詳しい内容は省くが、
読後に残るのは、「文章を読んだ」というより
「白洲正子の話を聞いてきた」という記憶に近い。
面と向かって直に付き合った人が
書き記すと、故人の面影がこうも生々しく目の前に表れるものか、
ということを改めて感じる。
解析的な批評と再構築で
作品を伝って本人へと遡る道よりも、よっぽど健康的である気がする。

つづく。

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